補聴器の購入には耳鼻科の受診が必要?医療費控除の対象になる?の口コミや評判

公開日:2023/06/15
補聴器の購入には耳鼻科の受診が必要?医療費控除の対象になる?のアイキャッチ画像

補聴器は誰でも購入することが可能であり、購入にあたって医師の診察などは必要ありません。しかし、耳鼻科の補聴器外来などを受診することで、聞こえが悪い原因を探り、自分に合った補聴器を購入できます。今回は補聴器購入時の耳鼻科受診について詳しく解説するため、補聴器の購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

補聴器を購入するなら耳鼻科を受診したほうがよい?

補聴器を購入する際、耳鼻科の受診は必須ではありません。しかし、基本的にはまず耳鼻科を受診してから購入するのがおすすめとなります。ここでは、補聴器購入時の耳鼻科受診の必要性について詳しく解説します。

そもそも聞こえの仕組みとは?

人間が外部の音を聞く際は、外耳・中耳・内耳のそれぞれが異なる役割を果たすのが特徴です。具体的には、音や人の話し声などはまず外耳に届き、鼓膜に到達したら中耳のツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨を通じて内耳に届けられます。音の信号は蝸牛の細胞によって電子信号に変換されて脳へと送られ、この時点で音をしっかりと聞き取ることが可能となります。

まずは耳鼻科で聞こえが悪い原因を調べることが重要

補聴器は耳の聞こえを補助するものですが、聞こえが悪いと感じる原因は人それぞれです。聞こえの悪さの原因が外耳・中耳にある場合は伝音難聴と呼ばれ、外耳・中耳の損傷などによって起こります。

また、内耳から脳の中枢へと音が届く過程に問題がある場合は感音難聴と呼ばれ、高齢を理由に引き起こされるケースが多いです。さらに、伝音難聴と感音難聴の両方の症状が認められる場合は混合性難聴に該当します。

「耳の聞こえが悪い」という感覚は同じでも、人によって原因や細かな症状が異なるため、そもそも聞こえの改善には補聴器の使用ではなく治療が必要なケースもあります。補聴器購入の際に耳鼻科の受診は必須ではないものの、まずは耳鼻科を受診して原因を探り、自身の聞こえの特徴などを理解した上で補聴器の購入に移るのがおすすめです。

耳鼻科で補聴器外来を受けるときの流れ

耳鼻科の補聴器外来では、聞こえの検査や治療を専門として行っています。ひとりひとりに合った補聴器購入をサポートしてもらえるため、耳鼻科受診の際はぜひ補聴器外来がある病院を選択してください。ここでは、耳鼻科で補聴器外来を受けるときの具体的な流れについて詳しく解説します。

ステップ1:まずは一般耳鼻科を受診

補聴器外来は初回から受診できるわけではなく、まずは一般耳鼻科での診察が必要です。診察・聴力検査によって補聴器の使用による聞こえ改善を見込めると判断された場合、次回より補聴器外来の受診となります。

ステップ2:補聴器外来1回目の受診

補聴器相談医のカウンセリング後、耳型採取や補聴器選びに移ります。補聴器選びの際は、補聴器技能士の資格を有するプロのスタッフにより丁寧にサポートしてもらえるため安心です。

ステップ3:補聴器外来2回目の受診

前回の受診により選定された補聴器をつけて聞こえの検査を行います。検査に使用した補聴器はそのまま貸し出しとなるため、受診後は自宅に持ち帰って次回の受診まで試聴に使用することが可能です。

ステップ4:補聴器外来3回目以降の受診

補聴器の使用状況や聞こえの改善具合をチェックしながら、1か月に2回程度のフィッティングを実施します。試聴期間は約3か月です。

ステップ5:補聴器購入

試聴期間を通して補聴器の使用による聞こえの改善効果が認められた場合、ここで補聴器の購入が可能となります。この時点で補聴器が合わないと感じれば、補聴器を返却して購入しないという選択もできます。

補聴器の購入は医療費控除の対象になる?

補聴器は2018年より医療費控除の対象となりましたが、補聴器を購入する人が誰でも控除を受けられるわけではありません。そもそも医療費控除とは、治療や療養に必要である場合にのみ受けられるものです。そのため、補聴器に関しても、医師による診察や治療の際に補聴器が必要であると認められる場合にのみ控除の対象となります。

具体的には、耳鼻咽喉科学会により認定された補聴器相談医による診察が必要です。補聴器相談医はどの耳鼻科にでも在籍しているわけではないため、事前にホームページをチェックしたり電話で問い合わせたりして確認しておきましょう。

また、補聴器の購入自体に医療費控除が認められた場合でも、電池購入や修理・メンテナンスにかかる補聴器の維持費の医療費控除については、各税務署によって判断が異なるのが現状です。さらに、医療費控除を受ける場合は、会社で年末調整をしている人でも自身で確定申告が必要となるため注意してください。

まとめ

今回は、補聴器購入時の耳鼻科受診の必要性や流れ、医療費控除を受ける際の注意点について詳しく解説しました。補聴器は医師の診察なく誰でも購入することが可能ですが、聞こえが悪いと感じる原因によっては、治療により聞こえが改善するケースもあります。「補聴器を買ったのに無駄になってしまった」「自分に合う補聴器ではなかった」といった失敗を防ぐためにも、一般耳鼻科を受診し、補聴器外来へとつなげてもらうのが賢明です。

補聴器外来ではプロのサポートのもと、自分にあった補聴器を選択して3か月ほど試聴することが可能です。合わないと感じた場合は試聴を終えて補聴器を購入しないという選択もできるため、まずは受診してみるのがよいでしょう。また、補聴器購入で医療費控除を受けたい場合、補聴器相談医による診察が必要となります。

おすすめ関連記事

【北海道】おすすめの補聴器専門店・販売店比較一覧表

イメージ
補聴器舘のイメージ画像

さくら補聴器センターのイメージ画像

時計台補聴器センターのイメージ画像

岩崎電子補聴器センターのイメージ画像

富士メガネのイメージ画像

メガネのプリンスのイメージ画像

弐萬圓堂のイメージ画像
会社名補聴器舘さくら補聴器センター時計台補聴器センター岩崎電子補聴器センター富士メガネメガネのプリンス弐萬圓堂
特徴補聴器のスペシャリストが在籍!出張相談は無料で対応豊富な補聴器メーカーを用意!スマホ対応の補聴器も用意アフターフォローが充実!最先端のフィッティング技術もあり自宅訪問のカウンセリングも実施中!試聴サービスもあり補聴器とメガネの同時メンテナンスもOK!専門スタッフがお悩みを解消細やかなフィッティング技術が魅力!オーダーメイドの補聴器にも対応補聴器の調整は何度でも無料!試聴サービスにも対応
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら

その他の補聴器専門店一覧

  • メガネサロンルック

    「最近、耳が遠くなった気がする」「補聴器ってどれを選べばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、補聴器の無料貸し出しをしている「メガネサロンルック」です。専門スタッフによる丁寧な聴力検査や個々に合わせた補聴器を用意してくれます。本記事では、より詳しくサービスについて紹介します。

    企業名株式会社 ルック・ヒライ
    住所(本社)〒060-0062 北海道札幌市中央区南2条西6丁目(狸小路6丁目)
    電話番号(代表)011-210-0233
    詳細はこちら
  • メガネの井上
    会社名株式会社メガネ・コンタクトの井上
    札幌シャンテ店〒060-0061 札幌シャンテ地下1階(丸井今井一条館前)
    電話番号011-222-5450
    詳細はこちら
  • オバラメガネ

    初めて補聴器を購入する人や、現在使用している補聴器に不満を抱えている人は、オバラメガネに相談しましょう。オバラメガネは、専門スタッフが個々の聴力や生活環境に合った補聴器選びをサポートしています。また、2週間無料サービスや、充実した保証内容も魅力的なので、今回の記事を参考にしてください。

    企業名株式会社オバラ
    住所 〒060-0807
    札幌市北区北7条西1丁目1-2 SE札幌ビル506
    電話番号011-206-3377
    詳細はこちら
  • 補聴器のタダキ
    店名補聴器のタダキ
    住所〒050-0073
    室蘭市宮の森町3丁目11-12
    TEL0143-44-8464
    営業時間9:00~19:00
    定休日第2,第4,第5日曜日
    詳細はこちら
  • 新日本補聴器センター
    店名新日本補聴器センター
    住所札幌店:札幌市北区北19条西4丁目2-24
    TEL011-299-3365
    営業時間毎週金曜日9:00~15:00
    詳細はこちら
  • 眼鏡市場
    店名眼鏡市場
    住所札幌藻岩店:〒064-0930
    北海道札幌市中央区南30条西10丁目2番10号
    TEL011-530-0800
    営業時間10:30~19:30
    詳細はこちら
  • メガネのシオジリ
    店名メガネのシオジリ
    住所滝川東町本店:滝川市東町7丁目202-20
    TEL0125-23-3666
    営業時間10:00〜20:00
    定休日年中無休
    詳細はこちら
  • メガネスーパー
    店名メガネスーパー
    住所小樽店:〒047-0032北海道小樽市稲穂2-4-8
    TEL0134-32-8739
    営業時間9:30~18:30
    詳細はこちら
  • ホクレン補聴器センター
    店名ホクレン補聴器センター
    住所札幌市中央区北3条西1丁目2-9ANAクラウンプラザホテル札幌 地下1階
    TEL0120-066-776
    営業時間月~土10:00~17:00
    定休日日曜、祝日
    詳細はこちら
  • ハル旭川
    店名ハル旭川
    住所北海道旭川市4条通8丁目1705番地41
    TEL0166-27-2433
    営業時間平日10:00~17:30/土曜10:00~13:00
    予約優先
    定休日日曜、祝日
    詳細はこちら
  • 麻生補聴器プラザエクセア
    店名麻生補聴器プラザエクセア
    住所札幌店:札幌市東区北40条東1丁目1-27
    TEL0120-55-4133/011-723-4133
    営業時間9:00~17:00
    定休日年中無休
    詳細はこちら
  • 道南補聴器センター函館本店
    店名道南補聴器センター函館本店
    住所〒041-0832 函館市神山1丁目11-2
    TEL0120-41-3375
    営業時間10:00~17:00
    定休日土日祝
    詳細はこちら
  • 千里堂メガネ
    店名千里堂メガネ
    住所網走本店:〒093-0014 北海道網走市南4条3丁目3
    TEL0152-44-2233
    営業時間9:00~19:00
    測定予約は最終受付:17:00
    定休日元旦
    詳細はこちら
  • 小樽補聴器センター
    店名小樽補聴器センター
    住所〒047-0036 北海道小樽市長橋2丁目17-17なの花薬局西小樽店内
    TEL0134-33-1133
    営業時間平日9:00~18:00/土9:00~12:00
    定休日日曜、祝日
    詳細はこちら
  • 札幌補聴器センター
    店名札幌補聴器センター
    住所本店:〒060-0061 札幌市中央区南1条西2丁目 らんたんびる6階
    TEL0120-332-410/011-221-2185
    営業時間平日:9:30~18:00/土曜・日曜・祝日:10:00~17:00
    定休日年中休まず営業(但し年末年始、お盆を除く)
    詳細はこちら
  • メガネのタカセ
    店名メガネのタカセ
    住所北海道芦別市北1条西1丁目1番地
    TEL0124-22-3197
    営業時間9:00~19:00
    定休日水曜
    詳細はこちら
  • マキチエ
    店名
    マキチエ
    住所札幌店:〒060-0807
    北海道札幌市北区北七条西2-637山京ビル518号室
    TEL011-747-6652
    営業時間9:00~17:00
    定休日土・日・祝祭日
    詳細はこちら
  • クラーク補聴器
    店名クラーク補聴器
    住所〒064-0823
    札幌市中央区北3条西28丁目2-1 サンビル1F
    TEL011-676-8826
    営業時間10:00~18:00
    定休日日・祝(※日・祝は事前ご予約に限りご対応いたします)
    詳細はこちら
  • キムラ補聴器センター
    店名キムラ補聴器センター
    住所〒070-0034 北海道旭川市四条通り7丁目左10号買物公園
    TEL0166-22-3014
    受付時間平日9:30~17:30 /日・祝9:30~17:30
    定休日水曜日
    詳細はこちら
  • E・テラス
    店名E・テラス
    住所〒063-0811
    札幌市西区琴似1条2丁目6番8号
    ライオンズマンション1階(松屋さんとなり)
    TEL011-624-3336
    営業時間平日 9:30~17:00
    定休日土日祝
    詳細はこちら