
感染症の流行や花粉症の時期など、私たちの生活にマスクは欠かせないものとなりました。しかし、耳にかけるタイプの補聴器を使っていると、マスクを外す瞬間に補聴器が引っかかり、地面に落としてしまうことが少なくありません。そこで本記事では、どのような場面で外れやすいのかや、耳から外れるトラブルを防ぐ解決法を紹介します。
CONTENTS
補聴器がマスクの影響で外れてしまうよくある場面とは
補聴器とマスクはどちらも耳の付け根に負担をかけるため、どうしても干渉しやすくなります。特に耳の後ろに本体を置く「耳かけ型」の補聴器は、マスクのゴムと同じ場所に位置するため注意が必要です。
マスクを耳にかけるときに補聴器が動いてしまう
マスクを着用する際、耳にゴムをかけようとすると、すでに装着している補聴器に指やゴムが当たってしまうことがあります。補聴器は繊細なバランスで耳に固定されているため、少しの衝撃でも位置がずれてしまいます。正しくない位置にずれたまま過ごすと、聞こえが悪くなるだけでなく、歩いている途中でポロッと脱落してしまう危険性も高まるので注意が必要です。
眼鏡と一緒に使っていると耳の後ろが混雑する
普段から眼鏡を愛用している方の場合、耳の後ろには補聴器、眼鏡のつる、そしてマスクのゴムという3つの要素が重なることになります。これだけ多くのものが狭いスペースに集まると、どうしても不安定になり、マスクを動かした拍子に他のものまで一緒に動いてしまうのです。
会話や食事で表情を動かしたときに浮いてくる
意外と見落としがちなのが、口を動かしたときの動作です。大きく口を開けて笑ったり、食事をしたりすると、耳の周辺の皮膚や筋肉も連動して動きます。このとき、マスクのゴムに引っ張られる形で補聴器のチューブや本体が少しずつ外側へ押し出されることがあります。自分でも気づかないうちに補聴器が浮いた状態になり、何かの拍子に完全に外れてしまうというパターンも少なくありません。
補聴器を落とさないための正しいマスクの外し方とコツ
外出先から戻ったときや、飲食店で席についたときなど、つい無意識にマスクを外してしまいがちです。補聴器をしっかりと守るためにも、安全な外し方の手順を覚えておきましょう。
片手でバッと外さずに両手を使って丁寧に扱う
マスクを外す際、片方の耳からゴムを引っ張って勢いよく外している方は多いのではないでしょうか。この動作は、ゴムが補聴器に絡まったまま強く引き抜いてしまう可能性があり、落としてしまうだけでなく、勢いよくどこかに飛んでいったりしてしまう可能性が高いです。マスクを外すときは、必ず両手を使い、ゆっくりと行うのが理想的です。ゴムを外側へ逃がすようにして慎重に操作することを習慣にしましょう。
補聴器を指で押さえながらゴムを浮かせる
より安全に外すためのテクニックとして、一方の手で補聴器を耳に押し当てるように固定し、もう一方の手でマスクのゴムを外すという方法もあります。そうすることで、もしゴムが引っかかったとしても、補聴器が一緒に動いてしまうのを物理的に防ぐことが可能です。手間はかかりますが、このひと手間が、高価で大切な補聴器を紛失や故障から守るための最大の防御策になります。
耳の裏側を意識してゴムを優しく持ち上げる
マスクのゴムを外すときは、耳の付け根から真横に引っ張るのではなく、一度耳の裏側をなぞるようにして、上方向や後ろ方向へ浮かせるのがポイントです。補聴器の本体よりも外側を通るようにゴムを誘導してあげれば、接触するリスクを格段に減らせます。指の腹を使って、補聴器がしっかり耳に収まっているか最後に軽く触れて確認するクセをつけると、より安心感が増すでしょう。
マスクの種類や形状を工夫して負担を軽減するアイデア
補聴器とマスクの相性に悩んでいるなら、使っているマスクそのものを見直してみるのもひとつの手です。最近では、耳への負担を軽くするためのさまざまなグッズや、形状の異なるマスクが登場しています。
耳にかけないタイプのマスクや補助器具を活用する
近年、注目されているのが、耳にゴムをかけずに装着できるタイプのマスクです。後頭部でリボンを結ぶタイプや、専用のクリップやバンドを使って頭の後ろで左右のゴムを固定する便利グッズも市販されています。これらを利用すれば、耳の後ろには補聴器だけがある状態を作れるため、干渉による落下の心配が完全になくなります。特に一日中マスクを外さないような場面では、耳の痛みも軽減されて一石二鳥です。
ゴムの形状が平らで柔らかいマスクを選んでみる
どうしても耳にかけるタイプのマスクを使いたい場合は、ゴムの形状に注目してみましょう。細くて丸いゴムよりも、幅が広くて平らな形状のゴムの方が、補聴器と重なったときに安定しやすく、食い込みも抑えられます。また、伸縮性が非常に高い素材や、肌当たりの柔らかいものを選ぶと、補聴器の位置を邪魔しにくくなります。自分の耳の形や補聴器の大きさに合わせて、干渉しにくい組み合わせを探してみることが大切です。
まとめ
マスクが生活の一部となった今、補聴器ユーザーにとって「外れやすさ」への対策は避けては通れない課題です。しかし、着脱の際に両手を使って丁寧に行うことや、指先で補聴器を押さえながら扱うといった小さな工夫を重ねるだけで、紛失の不安は大きく解消されます。もし、どうしても装着感が安定しない場合や不安があるときは、補聴器専門のスタッフに相談すれば、違うタイプの補聴器を紹介してもらえることもあるので、検討してみてください。
-
引用元:http://hochokikan.com/
-
Point
技能者一人当たり年間約1,500件以上の対応実績、技術の高さが強み
-
Point
約70の特約店が道内をカバー、無料出張で試聴貸出体験
-
Point
無料貸出を行っており、家庭や職場などで試せる
-
Point