
補聴器は数十万円にのぼることも多い高額な買い物です。しかし、どこで購入するかによって、フィッティングの精度やアフターケアの質に大きな差が生まれます。安さだけで選んで後悔するケースも少なくないため、補聴器を選ぶ際は慎重に選択しましょう。本記事では信頼できる専門店の見極め方を解説します。
CONTENTS
補聴器専門店と一般販売店の違いを知る
補聴器を購入する場所は、専門店だけでなく家電量販店や通販サイトなど多岐にわたります。しかし、どこで買うかによって購入後の満足度は大きく変わります。まずは専門店と一般販売店の違いを正しく理解しましょう。
なぜ専門店が選ばれるのか
家電量販店や通販サイトでも補聴器を購入できますが、専門的なフィッティングや調整のサポートを得られない場合があります。しかし、快適に使うには聴力の状態に合わせた細かな調整が必要になります。長く使い続けるために、専門的な知識と技術をもつスタッフが常駐する専門店での購入がおすすめです。
認定補聴器技能者とは?資格の有無が品質を左右する理由
認定補聴器技能者とは、公益財団法人テクノエイド協会が認定する補聴器の専門資格です。聴力測定・フィッティング・アフターケアに関する専門知識をもつことを証明するもので、取得には一定の実務経験と試験への合格が必要です。この資格をもつスタッフが在籍しているかどうかは、専門店の信頼性を判断するうえで非常に重要な指標となります。
フィッティングの重要性
補聴器はメガネと同様に、購入後の調整が使い心地を大きく左右します。聴力は個人差が大きく、同じ機種でも人によって聞こえ方は異なります。また、購入後も生活環境の変化や聴力の変化に応じて、定期的な調整が必要です。フィッティングや調整に対応できる技術力のある専門店を選ぶことが、補聴器を長く快適に使い続けるためのもっとも重要なポイントです。
信頼できる補聴器専門店を選ぶ4つのポイント
補聴器専門店はさまざまありますが、すべての店舗が同じ品質のサービスを提供しているわけではありません。信頼できる専門店を見極めるためには、確認すべきポイントを事前に把握しておくことが大切です。ここではとくに重要な4つのポイントをご紹介します。
認定補聴器技能者・認定補聴器専門店の資格を確認する
補聴器専門店を選ぶ際にまず確認すべきなのが、認定補聴器技能者の在籍と認定補聴器専門店の認定を受けているかどうかです。認定補聴器専門店とは、テクノエイド協会が定める基準を満たした店舗に与えられる認定で、設備・技術・サービスの質が一定以上であることの証明です。
この認定を受けている店舗は全国に限られており、認定を受けているかどうかを事前にチェックすることが、信頼できる専門店を見極めるポイントです。
アフターケア充実度
補聴器を長く快適に使い続けるためには、購入後のサポート体制が非常に重要です。信頼できる専門店は、購入前の試聴期間の提供・購入後の定期調整・故障時の迅速な対応など、アフターケアも充実しています。試聴期間が設けられているかどうかはとくに重要なポイントで、実際に日常生活の中で使用感を確かめてから購入を決断できる環境が整っているかを確認するようにしましょう。
取り扱いメーカーと機種の豊富さを比較する
補聴器にはさまざまなメーカーと機種があり、それぞれ特徴や価格帯が異なります。取り扱いメーカーが少ない店舗では、自分の聴力や生活スタイルに最適な補聴器を選べない場合があります。店舗が特定のメーカーに偏っていないかどうかを事前に確認しておくと良いでしょう。
価格の透明性と保証制度の有無を確認する
補聴器は高額な買い物であるため、価格の透明性と保証制度の充実度も重要な判断基準です。見積もりの内訳が明確に提示されているか、調整費用や修理費用が別途かかるのかどうかを事前に確認しましょう。複数の店舗を比較したうえで慎重に選びましょう。
購入前に知っておくべき補聴器の基礎知識
信頼できる専門店を選ぶことと同様に、補聴器そのものの基礎知識を把握しておくことも大切です。種類や価格相場を理解したうえで専門店を訪れることで、スタッフとのやり取りがスムーズになり、自分に合った補聴器をより的確に選べます。
自分に合ったタイプの選び方
補聴器には耳かけ型・耳あな型・ポケット型などさまざまな種類があり、それぞれ装着感・機能・価格が異なります。一般的な価格相場は片耳あたり数万円から数十万円程度と幅広く、機能が充実するほど価格も高くなる傾向があります。聴力の程度・生活スタイル・予算のバランスを考慮したうえで、専門店のスタッフに相談しながら自分に最適なタイプを選びましょう。
補助金や助成金制度を活用しよう
補聴器の購入には、自治体や国が設ける補助金・助成金制度を活用できる場合があります。身体障害者手帳をもつ方を対象とした補装具費支給制度のほか、自治体独自の助成制度を設けているケースもあります。また、医師の処方があれば医療費控除の対象になる場合もあるため、購入前に専門店のスタッフや自治体の窓口に確認しましょう。
購入後のトラブルを防ぐために試聴期間を必ず活用する
補聴器を購入する前に、試聴期間を充分に活用しましょう。店内での試聴だけでは、実際の日常生活での使い心地は確認しにくいものです。自宅や職場など、普段の生活環境の中で試してみることで、装着感・音質・使いやすさを正確に判断できます。
まとめ
今回は、信頼できる補聴器専門店を選ぶためのポイントについて、専門店と一般販売店の違い、選び方の4つの基準・購入前の基礎知識、という3つの観点から解説しました。補聴器は購入して終わりではなく、フィッティングや定期的な調整・アフターケアまで含めてはじめて本来の効果を発揮するものです。信頼できる専門店を選ぶには、認定補聴器技能者の在籍・認定補聴器専門店の認定・アフターケアの充実度・取り扱いメーカーの豊富さ・価格の透明性の5点を必ず確認しましょう。また、補助金や助成金制度を活用することで費用負担を抑えられる場合もあるため、購入前に自治体の窓口や専門店に相談しておきましょう。ぜひ本記事を活用して、信頼できる専門店選びに役立ててください。
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引用元:http://hochokikan.com/
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